芹沢あさひ、しんどい
にわかPなので本当はシャニマスの話は書くつもりはなかった。
芹沢あさひを知るまでは。
サービス開始から2ヶ月くらいプレイをし、その後は完全に離れていた。
シャニマスから離れていた時期にTwitterで見かけた芹沢あさひは、いきなり常識では推し量れないようなことをしだして周囲を困らせるトラブルメーカーのような子で、それ以上を示すものには出会わず、記憶に残るようなものではなかった。
その後黛冬優子をどうかプレイしてくれと懇願されたりはしたが、どうにもモチベーションが出ず、去年はシャニマスに触れなかった。
しかし、今年になり、顔が良い女や口が悪い女をTwitterで見かけるようになり、また新ユニット来たのかぁ、となんとなく眺めているなか、某ライバーのシャニマス配信が目に止まり、へぇー見てみるか、と再び沼に足を向けたのだ。
そして芹沢あさひという存在に触れることとなった。
にわかすぎてRでW.I.N.G.敗北からW.I.N.G.優勝、ストレイライトラン、空と青とアイツtrue、あとサポートいくつかしか芹沢あさひに触れてない不勉強だが、そのなかで感じ取った芹沢あさひを書いていく。追記:書いてる途中でジャンプスタッグやりました。
ということで、この記事には芹沢あさひのコミュとかのネタバレが含まれます。あと多分文字だけで進行してくから読みにくいかもだけどご勘弁下さい。
芹沢あさひ。
14歳。AB型。趣味は人間観察、人に話しかけること。特技の欄には、記憶力がいい、と書かれている。
常に面白いことを探し、じっとしていることがない、探究心の強い女の子。興味を持ったら一直線だが、飽きっぽい一面も持つ中学2年生。
公式の説明文読んでびっくりしてるんだけど、これって最初からこの説明文だったんだろうか。
空と青とアイツじゃん。まんまそれじゃん。
芹沢あさひは、常識では計れない、突拍子もないことをする、天才として描かれながらも、決してそう扱われることはない。
ただの興味を持ったら一直線だが、飽きっぽい一面も持つ中学2年生
なのだ。
もうしんどいわ
W.I.N.G.敗退について
そもそも最初に芹沢あさひを見たのが、某委員長の配信での、芹沢あさひW.I.N.G.敗退だった。
W.I.N.G.敗退後、悔しいな、と漏らしたプロデューサーに、生まれてはじめて悔しい、と叫んだ芹沢あさひを見て、確かに、心が打ち震えた。正直、そこまで悔しさを感じる子だと思っていなかった。何が足りないか考えることはあっても、それを悔やむことはないだろうと。恥ずかしながら、流し見していた自分はまだ芹沢あさひのことを量産型の天才サイコパスキャラのような色眼鏡でしか見れてはいなかったのだ。
自分を積み上げ、自信を持ち、期待を受け、全力を尽くす。それでも届かない、もうどうしようもないとわかっていても、自分はもっとできたはずだ、もっといい結果になったはずだ、と。
そのまっすぐな感情に飲まれて、しばらく何も考えられなくなってしまった。打ちのめされた。
プロデュースを決意した、という表現はあまり好きではないのだけれど、この時、芹沢あさひは自分の中で気軽に忘れて流せる存在ではなくなっていた。
芹沢あさひはいつだってまっすぐだ。ルインズスターみたいな女の子だ。まっすぐすぎて、ついていくことが出来ないほどに。
そして芹沢あさひは空気の読める子である。それは色んなコミュでなんとなく読み取れる。ただ少し絶望的なまでに他人の感情がわからない。わからない? 共感しない? なんにせよ、それを自身の行動の判断に加えない。だから空気の読めない行動をしたように見える。その行動原理を理解することができない。
人はわからないものを恐怖する。結果として待っているのは孤立だ。14歳の普通の女の子は、孤高の人たり得ない。
そこに現れたプロデューサーと二人の仲間の存在は本当に奇跡のようで、だからこその悔しさだったのだろう。
芹沢あさひは、W.I.N.G.優勝後にプロデューサーに声をかけられるまでひとりぼっちだったと語る。自分がひとりぼっちなのは誰よりも理解している、他人の行動を読むことができるのに感情はわからない、そして自分の興味を何よりも優先して走ってきた女の子は、何を思って趣味の欄に人間観察と人に話しかけることと書いたのだろうか。
芹沢あさひが笑顔でアイドル活動を続けられることを願うばかりだ。
これだけを書くのに死ぬほどカロリーを使ってしまった。感じたことを伝えるのは難しいね。言葉もなにもかも足りないけど、読んでくれたのならありがとう。
空と青とアイツについてとか、イベコミュの話とかまた気持ちが落ち着いたら書こうと思う。