ギャルゲと乙女ゲー
きっかけは大分前、にじさんじ乙女ゲーム製作委員会を見たときだった。
乙女ゲームに関しては結構初心者だったことに、今更ながら気がついてちょっとびっくりしてしまった。アニメ化された作品を結構見ていたので、なんとなく界隈ごと知っているつもりになっていた。良くない。
少女漫画読んでてもアニメ見てても乙女ゲームのことはわからないのだ。ギャルゲもそうじゃんね。
いやそもそも恋愛シミュレーション自体大してやってない。ノベルゲームは趣味としていても、シナリオ重視のゲームばかり。
こんなんじゃ乙女ゲームの乙の字も理解しているとは言えない。
で、乙女ゲーム製作委員会。ここでシナリオについて考えてるとき、ハッピーエンドに届かなかったエンドのことをトゥルーエンドと呼ぶことがあった。
まぁ多分言い違いとかなんだけども、誰も訂正しないので少し気になっていた。
そいでふと気づいた。そもそも普段やっているノベルゲームに個別ルート内にエンディング分岐なんてないな、と。
それこそおニュイが言っていた、付き合えないことこそがバッドエンド(おそらくときメモGSの経験から出たものだろう)というのが基本というか、ルートに入り損ねてノーマルルートに行ったりよくないことが起こってゲームオーバー的な終わり方をするゲームしかやってきていない。
トゥルーエンド自体、どいらかというとトゥルールート、グランドルートといつ感覚。もちろん全部が全部って訳じゃないけれども、個別ルートに複数エンディングがあるギャルゲは少ないのではないだろうか。
良い記事があった。
大変わかりやすくまとまっていて、記事単体でも楽しめるのだが、ここで注目したいのは、個別ルート内でのエンディング分岐についての記述が全くないことだ。
さすがに抜けていたとかそういうことはないはずで、つまり母数が無視できるほどに少ないか、そもそもそこが分岐しているかどうかが全く重要だと感じていないのではないだろうか。男性向けノベルゲームの世界では個別ルート内での分岐の有無は気にされないのだ。
だが某乙女ゲーム製作委員会の放送で、何の迷いもなく個別ルート内での分岐の話をしているように、乙女ゲームの世界では分岐があることはもはや常識となっているようだ。
この違いについて書いている良い記事があったので、次回はそれを紹介しつつ、感じたこと等書こうと思う。